「月会費1万円は高いのか、安いのか」
令和元年7月11日(木)
第593回 経営者モーニングセミナー
講師:一般社団法人 つむぎ 代表理事
埼玉県加須・羽生倫理法人会 会長
稲見 雅文( いなみ まさふみ ) 氏
参加人数 40名
7月11日(木) みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナーでは、一般社団法人つむぎ 代表理事の稲見雅文さんに【月会費1万円は高いのか、安いのか】というテーマでお話し頂きました。
開始早々、南京玉すだれの実演で会場を沸かせ、参加者の心をわしづかみにしたところで、講話がスタート。
振り返れば「万人幸福の栞どおりだった」と語るご自身の半生を、十七ヶ条の内容と照らし合わせながら語って頂きました。
生まれつき漏斗胸(ろうときょう)という病気を患っていた稲見さんは、友達からのいじめに悩み、川のほとりで時間をつぶして帰る、そんな辛い子供時代を送っていました。
当時はJAC(ジャパンアクションクラブ)の全盛期で、テレビでJACの俳優さん達の活躍を目の当たりにするたび、自分と比べ、彼らに憧れを抱いていました。そしてある時「自分も頑張らなければ」と奮起したのです。
体育の授業中、鉄棒で他の子達ができなかった【えび上がり】という技がありました。稲見さんはそれができるようになるまで2か月間、鉄棒の練習に励み、見事成功。それを機にいじめは徐々になくなります。
振り返れば、この体験こそが栞にある【運命自招】だと気づきます。「変わりたい」という強い思いにより、境遇が変えられることをこの時、知ったそうです。
それから時は流れ、JACのオーディションに挑戦。審査員だった千葉真一さんに思いを直訴したことで、即オーディション合格という経験をします。
日光江戸村の勤務時代には、仕事・生活上の驕りから大事故に見舞われ、全治2か月の大ケガをする経験なども。それら全てが「栞の内容に一致する」というお話でした。
役者として東京進出もされましたが、三十代の半ばに人生の岐路に立ち、一大決心。ウルトラプリントで独立、営業に苦心しながらも、営業先の方に倫理法人会を紹介されたことがご縁で入会することになります。
初めて万人幸福の栞を読んだ時、頭をハンマーで殴られたような衝撃があったといいます。今まで「自分の力でやってきた」と勘違いしていたものが、周囲の方々のおかげであったことに初めて気づいたそうです。
最後に稲見さんはこう語ります。「倫理は【和製の成功哲学】だ」と。「月1万円で学ぶことができ、倫理指導も何度でも受けられる」
そして「最初は高かった1万円も、やればやるだけ安くなる」とも。人生を通じて学び得た教訓を力強い言葉で伝えていただきました。