みどり市倫理法人会ブログ

群馬県みどり市倫理法人会の活動紹介ブログです。

「100日実践したらどーなった!?~知行合一~」

令和元年11月21日(木)
第611回 群馬県 みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

講師:群馬県倫理法人会 100日実践促進委員長 田中 光太郎 

    参加人数 37名 (みどり市会員 24名)

今回の講話者は日本ゼウス工業株式会社の 田中 光太郎さん。群馬県100日実践促進委員長として、100日実践の素晴らしさを語って頂きました。

父親の経営する日本ゼウス工業は、オゾン発生装置の取り扱い、食品残渣のリサイクル、有機肥料の製造など、環境・衛生に関わる事業を手がけ、海外にも積極的に展開しており、無農薬のエコ野菜の生産・販売なども行っています。

 

今回のセミナーでは積極的に発言した参加者へのお土産として、野菜を持参するサービス精神。「自分たちが普段食べるもの、買うものについてよく考えてほしい」「おいしい野菜を子供たちに食べさせてあげたい」と、農業への思いを語りました。

 

話題は100日実践に移ります。知行合一をキーワードに、「知っていても行動を起こさなかったら、何の意味もない」と、ご自身の100日実践失敗談や、現在の実践を教えて頂きました。

 

変わってきた100日実践への思い。以前は100日実践について、「自分で決めたのだから、妥協してはいけない」という思いだった。今は【人の成長プロセス】を知ったことで、現在の自分の状態を客観視できるようになったそう。

おそらく100日では、「いつの間にかやっている」「意識せずにできる」レベルの習慣まではいかない。100日実践によって、「意識すればできる」レベルを楽しんで続けていくことが大切。

 

講話の締めくくりに田中さんは、「100日実践はきっかけ」だと語ります。「できた」「できなかった」と一喜一憂するのではなく、実践の挑戦機会をぜひ増やしていただきたい、との力強い励ましのメッセージを頂きました。

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「神は何処へ」

令和元年11月14日(木)
第610回 群馬県 みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

講師:埼玉県倫理法人会 青年委員長 鈴木 鴻淑(こう) 

    参加人数 40名 (みどり市会員 26名)

今回の講話者は埼玉県 和紙のふるさと 小川町でギャラリーレストラン エシカルを経営する 鈴木 鴻淑(こう)さん。元々は体が弱かったそうですが、そんな様子を全く感じさせない明るさとエネルギーに満ち溢れた方でした。

最初にレストランをオープンした際の開店準備映像が流れました。物件取得からわずか10日あまりでのオープン!という信じがたい奇跡は、鴻淑さんを慕う倫理法人会の温かい仲間たちの協力により実現しました。

 

小川町を元気にする会の会長として名乗りを上げ、さびれてしまった小川町の駅前に、地域の方々がゆったり過ごすことのできる場所を作るため、1300年の歴史を持つ小川和紙を活かしたレストランを開業しました。

 

韓国で生まれ育ち、34歳のとき日本に渡ってきた鴻淑さん。若い頃にはその明るさの裏に、人知れない暗さを持ちながら生きてきたそう。今思えば、それは「紛れもなく心の問題だった」と語ります。

 

日本で倫理の学びに出会い、韓国人にとって生活習慣ともいえる儒教と、幼い頃から慣れ親しんだキリスト教のエッセンスがたくさん入った万人幸福の栞に感銘を受け、倫理法人会への入会を決めます。

 

倫理の学びの途上でぶつかった自己革新感謝力。自己革新には自信があったものの、いつも父に負けたくない一心で、虚勢を張り続け生きてきた自分にとって、感謝するということは大きな壁であったそうです。

 

【親に手紙を書く】という実践を続けることによって、しっかりとご両親と繋がり、心から笑い、感謝できるようになった鴻淑さん。目の前のことに心とらわれるのではなく、両親やご先祖に想いを致すことの大切さに改めて気づかせていただきました。

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「社員や子どもを3倍伸ばす方法Ⅰ」

令和元年11月7日(木)
第609回 群馬県 みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

講師:群馬県桐生第一高校 渉外課長 神子澤(みこざわ) 修 

    参加人数 33名 (みどり市会員 24名)

今回の講話者は桐生第一高校神子澤(みこざわ)修 先生。聞きやすくゆったりとした口調で話す神子澤先生のお話に、参加者は皆、惹き込まれていました。

最初に目を閉じて、「今日私は何色のネクタイをつけていましたか」と問われると、一番前の席に座っている方にも分かりません。私たちは「見ているようで、全然見ていない。その事に気づき、色々な視点があることに気づきましょう」とのこと。

 

講話に入る前に深呼吸をしながら、心の扉を開くイメージを膨らませる。所々で節を作るために力いっぱい拍手をする。これで会場が一つになりました。


脳内活性化ゲームでは、「口」という漢字に2画を足して別の字を作りました。凝り固まった頭では、なかなか思いつきません。驚くことに全部で27の漢字ができるのだそう。言われてみれば、「ああ!」と気づき、脳がスッキリ。

 

神子澤先生の実体験から。生徒からの指摘をきっかけに「50回腹筋しよう」と心に決めるも、なかなか続きません。同僚からのアドバイス「最初から完璧にやろうと思わないこと。少しでもできれば、やったという事実は残る」

 

「頑張っているのに全然成績が伸びない」という生徒からの相談には、「人にはいろいろなタイプがある。人と比べるからおかしくなる。タンクの大きさが違うから、結果が出るまでの時間には差があるんだよ。」と。

 

最後に「目の前にある本当に大切なことから逃げていないか」とのメッセージ。スランプに陥った時には、自分がやるべきことを黙々とやるしかない。改めて大事なことに気づかせていただきました。本を忘れず、真剣に生きたいものです。

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「偉大なる常識」

令和元年10月31日(木)
第608回 群馬県 みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

講師:一般社団法人 倫理研究所 名誉研究員 田形(たがた) 健一 

    参加人数 30名 (みどり市会員 22名)

今回の講話者は倫理研究所の名誉研究員田形 健一さん。低音の魅力的な声に、ユニークな自己紹介。言葉の一つ一つが心に迫ってきました。

「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」ガンジーの格言を引き、参加者の集中を惹きつけ、栞の第一条 日日好日(にちにちこうじつ)の内容と照らし合わせながら、講話はスタートします。

 

以前の講話でお話された1日1回、10回、100回、1000回の実践にも触れながら、ご自身の行っている1日1万歩を歩く実践について。1か月のうち、半分が出張のため、その際にはホテルの部屋で、前に5歩、後ろに6歩、速足で15分間というように工夫して行っているそうです。


その後には会場全員で2分間の【全力のつくり笑い】。意外と長い2分間、今まで体験したことのないチャレンジを終えると、不思議な昂揚感と充実感で満たされていました。

 

今回のテーマである「偉大なる常識 = セブンアクト」の中では、とくに挨拶、「ハイ」の実践の2つについて触れました。「あいさつが示す人がら、躊躇せず先手で明るくハッキリと」『返事は好意のバロメーター、打てば響く「ハイ」の一言』

 

40分間の講話は、終盤に向かうにつれてさらにヒートアップ。田形さんのエネルギーは勢いを増していきます。参加者もそのエネルギーに影響され、元気に満ち溢れていました。

 

倫理研究所に入ってから50年近く実践を積まれた経験を、その身をもって体現されていることが、はっきりと分かりました。厳しさの中にもユーモアを忘れず、真摯に語りかけてくださった田形さんに、みどり市倫理法人会一同、心から感謝しています。

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「大好きな母が若年認知症に!~その時私は~」

令和元年10月24日(木)
第607回 群馬県 みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

講師:株式会社どりーむ 代表取締役 小出 操 

    参加人数 39名 (みどり市会員 27名)

今回の講話者は埼玉県で介護施設を経営する株式会社どりーむ 代表取締役小出 操さん。会場中を優しさと思いやりのオーラでいっぱいに満たしてくれました。

先日の台風19号の際には、前後を山と川に挟まれた施設のお客様を守るために、泊まり込みで備えたそう。「自分は何もできないけれど、お客様に寄り添うことだけは、誰よりもできる」と1時間ごとに川の様子を見に行きました。

 

お客様からは「社長さんがいると安心」と言ってもらえ、万全の設備投資をした施設は、まったく台風の影響を受けることなく、施設内では歌声が響きます。ご支援の声掛けを頂いた地域の方々や倫理法人会の仲間にも、心から感謝したそうです。


小出さんが介護施設を立てるきっかけは、大好きだった母が若年認知症になったこと。がんを患った父が亡くなる前後から、母が若年認知症のピック病になりました。母の介護経験を通じ、「お客様に心から喜んでいただける介護事業をしたい」との思いから、起業する覚悟を決めたといいます。

 

事業を通じての度重なる苦難にも、「失ったものを追いかけず、あきらめて次に進む」ことで、何とか乗り越えてきました。そして「物の見方を変えると、みんなが味方になる」ということも学びました。

 

「人に親切にすると 親切が返ってくるよ。人に優しくすると優しさが返ってくるよ」というお母様の言葉を忘れず、いつもお客様と従業員を大切にされている小出さん。

 

講話の最後には、小出さんが17歳の時に作った「おしゃべりの唄」が響き渡りました。どこか懐かしく、心が温まるような音色に会場が感動に包まれました。

「あなたの夢はなんですか 大きな声で話してね そして いっしょに祈りましょう 大空に向かって…」

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「ポン(がん)から学んだ生きる喜び~苦悩の先は笑顔だった~」

令和元年10月17日(木)
第606回 群馬県 みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

講師:ビューティーサロン丹羽 代表 渡邉 明子 

    参加人数 37名 (みどり市会員 27名)

今回の講話者はビューティーサロン丹羽 代表、渡邉明子さん。その明朗快活なお姿からは、非常につらく、苦しいといわれる「がん」の治療を乗り越えてきた悲壮感や苦労を全く感じさせません。

暗くて怖いイメージの「がん」を親しみを込めて「ポン」と呼び、がん治療の過程で起こる脱毛も、「美容師の仕事に役立つ」「ラッキー」と前向きにとらえる。ご家族のショックとは対照的に、渡邉さんはどこまでも明るく前向きだったそうです。

 

そんな渡邉さんも、「がん」になるまでの半生(「前世」)では、人の為にすることが裏目に出て、何をやっても感謝されない。ストレスだらけの人生でした。振り返れば「がん」になった理由は、自分を好きになれなかったから。


生死をさまよった大手術の最中、渡邉さんは空を飛び、宇宙に行っていた、といいます。そして最後は光の中に入っていく感覚。今でもその感覚をはっきりと覚えているそうです。

手術を乗り越えて目覚めると、周りには心からの笑顔が溢れていました。それはまるで、生まれたばかりの赤ちゃんを祝福するような光景。その体験によって、渡邉さんは生まれ変わりました。

「がん」を克服した経験を通じ、渡邉さんは自分の使命に気づきます。ヘアドネーション、『「ポン」と寄り添う会』の立ち上げ、県のピアサポーターとして、がん患者の支援を行うこと。

 

現代人の大半が直面する「がん」という経験を、ご本人から聴くことのできた私たちは本当に幸運です。このようなお話を聞き、少しでも相手の痛みや思いに、寄り添えるような存在になりたいと感じます。

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「脳力UPで活力UP♪」

令和元年10月10日(木)
第605回 みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

講師:楽読(らくどく)高崎スクール インストラクター
    高崎東倫理法人会 幹事 小泉 摩記
 氏
    参加人数 38名 (みどり市会員 25名)

今回の講話者は楽読(らくどく)高崎スクールのインストラクター小泉摩記さん。元気ハツラツ、若さ溢れる小泉さんに、楽読トレーニングを教えていただきました。

元々は東京で生まれ育ち、数年前に仕事の転勤で群馬にやってきました。子供の頃から「いずれは自然の中で暮らしたい」という思いを持っていたこともあり、すでに群馬には馴染んできた様子。

 

小泉さんの子供時代は「やんちゃな女の子」だったといい、学生時代は水泳一筋。毎日、水泳の練習漬けの日々でした。そんな中、周囲からの「明るい」「しっかりしている」というイメージと自分のイメージの乖離に悩むように。


自己承認プログラムに参加するなどし、学びを深めるうちに小泉さんは「楽読」と出会います。「自分に気づく、自分を感じる」「リラックス、ゆるむ」「その人らしく生きる」などがキーワードの楽読の理念に共感し、楽読インストラクターの道に進みます。

講話後半は楽読のトレーニングも実践。たった数分のトレーニングで、文字を読むスピードが劇的に上がったのには驚きでした。普段いかに自分が固定観念にとらわれ、パターン化された行動をしているかを気づかされました。

生き方・在り方が見られる存在であるというインストラクター、小泉さんはようやく最近、「風が流れるように爽やかにいられるようになってきた」といいます。そしてお互いが生きているだけで「ありがとう」と言い合える社会を作りたい、とまっすぐに未来のビジョンを語りました。前向きに志を実現しようと生きる小泉さんの活動をみどり市倫理法人会でも応援していきたいと思います。

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