「社員や子どもを3倍伸ばす方法Ⅰ」
令和元年11月7日(木)
第609回 群馬県 みどり市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
講師:群馬県桐生第一高校 渉外課長 神子澤(みこざわ) 修 氏
参加人数 33名 (みどり市会員 24名)
今回の講話者は桐生第一高校の神子澤(みこざわ)修 先生。聞きやすくゆったりとした口調で話す神子澤先生のお話に、参加者は皆、惹き込まれていました。
最初に目を閉じて、「今日私は何色のネクタイをつけていましたか」と問われると、一番前の席に座っている方にも分かりません。私たちは「見ているようで、全然見ていない。その事に気づき、色々な視点があることに気づきましょう」とのこと。
講話に入る前に深呼吸をしながら、心の扉を開くイメージを膨らませる。所々で節を作るために力いっぱい拍手をする。これで会場が一つになりました。
脳内活性化ゲームでは、「口」という漢字に2画を足して別の字を作りました。凝り固まった頭では、なかなか思いつきません。驚くことに全部で27の漢字ができるのだそう。言われてみれば、「ああ!」と気づき、脳がスッキリ。
神子澤先生の実体験から。生徒からの指摘をきっかけに「50回腹筋しよう」と心に決めるも、なかなか続きません。同僚からのアドバイスは「最初から完璧にやろうと思わないこと。少しでもできれば、やったという事実は残る」。
「頑張っているのに全然成績が伸びない」という生徒からの相談には、「人にはいろいろなタイプがある。人と比べるからおかしくなる。タンクの大きさが違うから、結果が出るまでの時間には差があるんだよ。」と。
最後に「目の前にある本当に大切なことから逃げていないか」とのメッセージ。スランプに陥った時には、自分がやるべきことを黙々とやるしかない。改めて大事なことに気づかせていただきました。本を忘れず、真剣に生きたいものです。